上司の方必見!部下が言う事をきくために意識するたった1つのポイント

皆さんこんにちは!やっさんです。

 

「部下が言う事を聞いてくれない。。」そんなことで悩んでいる上司の方もいるのではないでしょうか?

上司としていろんな部下と仕事をしているならば、部下が言うことを聞かないことにイライラする経験もあると思います。

特に仕事のできる優秀な部下や、年上の部下などが言うことを聞かずに手を焼くということが多いようです。

せっかく指導したり指示を出しても言うことを聞かないようであれば、チームとしての仕事も上手くいきません。

しかし、優秀な部下や年上の部下が全員言うことを聞かないというわけではありません。

上司であるあなたの態度や接し方を変えることで、相手の態度は変わります。

そのため、「扱いにくい相手だから仕方ないか」と諦めるのではなく、適切な接し方で良好な関係を築くことが、チームの成果を出すために重要です。

 

そこで今回は部下が言うことを聞かない理由と、その対処についてまとめました。

「言うことを聞かない部下は辞めさせる!」なんてイライラしてしまう前に、この内容を参考にして部下に接してみてください。 

なぜ言う事を聞いてくれないのか?

なぜ言う事を聞いてくれないのか?

まず前提として、言う事を聞いてくれないのはその部下自身ではなく、上司であるあなたにも少なからず問題があると自覚しましょう。

もし、心当たりがなくても、これを読んで一度自分の行動を見直してみましょう。

上司、部下との人間関係を悪化させているのは部下の行動ではなく、あなたの態度や在り方が「信頼関係」を悪化させている可能性があります。

信頼関係が構築できていない

あなたは部下との信頼関係を築けていますか?

部下が言う事を聞いてくれない大半の理由は、そもそも部下との信頼関係を築けていないことが原因と言われています。

初めは、もちろん±ゼロですが、一つ一つのやり取りを通して、どんどんマイナスにはなっていく可能性があります。

信頼関係がマイナスになりやすい要素として大きく3つあげられます。

・頭ごなしに指示をする
・約束を守らない
・部下の話を聞かない

これらの理由が、部下との信頼関係をなくしているかも知れません。

そうなってくるとどんなに正論を述べても、部下の頭に入らず、言う事を聞いてくれなくなります。

考え方に共感ができない

部下が言う事を聞いてくれないうちの中に「共感ができない部分」がある人がいます。

私が前職の工場で勤務していた時の上司の中に「どんな形であれ早く直す」と言う人と「時間も大事だが根本的な解決をして欲しい」と言う2人の意見の人がいました。

もちろん、前者の意見も大事ではあるんですが、とてもじゃないですけど賛同は出来ませんでした。

 

前者の意見は「とにかく直せばいい」に対して「根本の部分を直す」という後者の意見の方が仕事をしているという感じがしていたからです。

ですので、自分の意見も大事ですが、部下の方々がどうしたいのか、その上で自分がどうしたいのかをしっかり把握する必要があるのかもしれませんね。

価値観を押し付けられたくない

「男たる物~」や「最近の若い人は〜」と個人の価値観を押し付けていませんか?

もし、今までの言動を振り返って、同じような事を言っているのであれば、自分の価値観を押し付けられたと感じ部下の反発は大きくなります。

部下の反発が凄いとグチる前に、まずは自分の考え方を見直してみましょう。

嫌われやすい上司の行動

嫌われやすい上司の行動

トラブルが起きても他人事

部下が何か失敗をした時にそれを部下だけのせいにしていませんか?

もちろん、尻拭いは自分でやれ、と言いたくなる気持ちはわかりますが、この場合トラブルを起こしてしまった部下が相談・報告に来ても「どうしてそうなったの?」「何でこうしなかったの?」の一点張りで、話をちゃんと聞かない。

「それを言われて、俺はどうすればいいの?」と簡単に言い放つ。

仕事に対して責任感を持つことと、責任を取ることは意味が違います。

何かトラブルが起きた時、部下を守るのも上司の仕事です。

部下の失敗は上司の失敗でもあると心得ましょう。

部下の話を聞かない、部下の提案を真っ向から否定する

部下が言いたいことをさえぎって自分の説明を通そうとする。

意見を聞く時間を作らない。

そんなことをしていませんか?

 

案件の緊急性にもよりますが、ある程度のビジョンを説明し終えたら部下の意見も聞いてみましょう。

良い意見もそうでない意見も、まずは「聴く」時間を作らないと始まりません。

意見を聞くことで「こうしたらもっと効率が良い」「こうすれば起きる問題は最小限に抑えられるのでは」などといった建設的な意見交換ができるようになります。

そして、どんなに在職歴が浅い部下や年齢が若い部下の意見でも、良い案であれば素直に受け止めて取り入れてみましょう。

あなたが上司のプライドを振りかざして、自分の意見を通そうとすればするほど、部下はあなたに背を向けていきます。

これを意識すれば改善する!?

これを意識すれば改善する!?

では実際にどうしたら部下が言う事を聞くようになるでしょう?

その前に大前提として、100%あなたの思った通りに動いてくれる事はないと思ってください。

え?っと思う方もいるかもしれませんが、相手も人間です。

自分が言った事をその人なりに解釈して、その人なりに動いていくと思います。

そう言う面で、まずは100%自分の思った通りにいくとは思わないようにしましょう。

その上で以下のことを実践してみましょう。

部下の話を聴こう

上司の理想とすれば、自分が言うことに対して、部下が素早く反応してくれて、自分のイメージ通りのやり方で、仕事が上がってくる、ということを夢見る方もいるでしょう。

しかし、現実には、自分の言うことが、部下にきちんと伝わって、すべてがうまく動いてくれるわけではありません。

相手は機械ではなく人間だからです。

 

一方で、部下がよく言うことを聞いてくれる上司もいることでしょう。

いったい、何が違うのでしょうか。

結論から言うと「上司が気に入らない」ようするに部下が納得いっていないからです。

例えるのであれば、「~の仕事をして欲しい」と部下に依頼をする。

しかし、部下はいつまで経っても仕事ができない。

そこで出てくるのは大概は「時間がない」「ほかの業務が多い」と部下は言うであろうが、そこで大概の上司はそこで止まってしまう。

時間が無いのであればどうして時間が無いのか、どうすれば時間を作ることができるのか、業務が多いのであれば業務を減らすか、その依頼されている仕事を減らすなど部下と「寄り添って問題解決」をすることを意識していただきたい。そうすることで相手の話を「聴く」と言う事もできるので、まずは相手の話を聴いてあげる事を意識してみましょう。

そして、一緒に問題解決をしてあげてくださいね。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか?

結局、部下の人達が言う事を聞いてくれないのは上司と部下との「信頼関係」がしっかり構築されていないから起きる理由です。

ただ、頭ごなしに怒ったり、仮にも部下の為と叱ったところで、信頼関係ができていない状態ではその人にはしっかり入っていこないし、何より、価値観を押し付けだけでは信頼関係というものはできてきません。

もし、自分は信頼関係が出来ていると思っていても、実際はできていない可能性があります。

また、そこからしっかりと「聴く」ことを意識して部下の人達とコミュニケーションを取ってみてはどうでしょうか?

そこから得られるものはたくさんあると思います。

最後まで見ていただきありがとうございます!

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