
この記事を読んでいる人は、サービス業は給料も少なく、労働条件が厳しく辛いため、どうすればいいのか悩んでいませんか?
こうした悩みを解決するには、仕事をゲーム化して自分の成長を楽しむのが重要です。
今回は心理学を参考にして、サービス業の人が仕事に熱中するほど楽しくする方法を解説します。
サービス業が辛いと感じる理由
まず、サービス業が辛いと感じる理由は次の2つです。
- 労働条件が厳しい
- 給料が低い
労働条件が厳しい
サービス業では、達成不可能なノルマを課せられる、達成するまで帰れない、土日出勤があるなどが辛さの原因になっている場合があります。
さらに、販売業だと商品を買ってもらえないことも多く、断られるごとに自己否定に陥ります。
確かに厳しいノルマを課せられると、気分がどんよりしてしまいますよね。
しかし、ノルマをクリアしたときの達成感や、成長を楽しむことで、前向きに仕事に打ち込めるのです。
とはいえ、「そんな簡単に仕事を楽しむことができたら、既にやってるよ!」と思う人も多いでしょう。
仕事の楽しみ方のポイントは、次の章で詳しくお伝えしていきます。
また、上司やお客さまから批判があった場合、自分を責めてしまいますよね。
そんなときは、自分へ優しくするのが大切です。
自分へ優しくする方法、メンタルの鍛え方についてはこちらの記事で解説しています。

給料が低い
誰しも「給料が少ない…もっとお金がほしい!」と思ったことが一度はあるはずです。
サービス業で給料を増やす方法には、「昇進する」か「転職する」の2択しかありません。
近年では副業をする人も増えていますが、サービス業は一般的に拘束時間が長いため、副業をするのはあまり現実的ではないと言えます。
とはいえ、サービス業で昇進するのはかなり難易度が高いでしょう。
そのため、最も手取り早く給料を増やすには転職しかないのが現状です。
仕事をゲーム化し、楽しくさせる4つの要素
では、接客も上達して仕事を楽しくやるためにはどうしたらいいのでしょうか。
その解決策は、仕事のゲーム化です。
仕事をゲーム化することで、仕事への生産性や作業効率、さらにモチベーションが上がるという研究結果があります。
つまり、仕事の業務はゲーム化することによって厳しいノルマや辛い日常を変えてくれるのです。
では、どのように仕事をゲーム化すればよいのでしょうか。
それは次の6つの要素を仕事で取り入れることです。
- 好奇心
- 成長
- 失うもの
- タイムアタック
仕事をゲーム化する要素①好奇心
人間には、知識と知識の間を埋めたくなる性質があります。
例えば、映画やドラマの予告を見て面白そう!と思った人は多いはずです。
人は物語の大切な部分だけを見せられると、「この映画の物語全体はどうなっているんだろう?」と思う傾向にあります。
この原理を応用すればいいのです。
例えば、接客業なのであれば、「違う売り方をしたらどのような結果になるのだろうか?」や「いつもの接客の仕方とは別のアプローチで商品の良さを伝えてみたらどう反応されるのだろうか?」みたいに好奇心を持ってみるのがいいですね。
仕事をゲーム化する要素②成長
ここで言う成長とは、自分の決めた目標までの進捗を把握できる指標を作ることです。
「前に進んでいる」という感覚は、何かをするときのモチベーションになります。
しかし前に進んでいる感覚が無いと、自分はどこへ向かっているのか何をしているのか分らなくなり、モチベーションが下がってしまいます。
おすすめの指標は、失敗した回数を記録することです。
誰でも失敗をすると落ち込んでしまいがちですが、失敗した回数を記録することでたくさん挑戦してきた感覚が生まれます。
その結果、失敗を恐れずに挑戦していくメンタルができます。
仕事をゲーム化する要素③失うもの
人間には、何かを得ることより失うことのほうが恐れを抱く性質があります。
この性質と「成長」の要素を組み合わせて、例えば「○時間以上挑戦しなかったら、失敗のカウントを0に戻す」という仕組みを作ると、より効果的に自分のモチベーションに活かせます。
仕事をゲーム化する要素④タイムアタック
タイムアタックは、レーシングゲームで経験したことがある人も多いのではないでしょうか。
このタイムアタックは、仕事でも使えます。
例えば、準備にかかる時間を記録します。
そして、その時間より短く準備できるように、さまざまな工夫を凝らすのです。
さらに、記録を更新した場合にご褒美を設定するとより効果的です。
記録を更新するためにどんどん工夫をするので、作業が楽しくなってきます。
まとめ
この記事では、サービス業の人が仕事を楽しくする方法を解説しました。
最後に、仕事をゲーム化するための基本的な要素4つをまとめました。
- 好奇心を持って挑戦したあとの変化を楽しむ
- 失敗や挑戦した回数を記録して、前に進んでいる感覚を知れる指標を作る
- 行動しないことへで失うものを考えて行動する
- タイムアタックをして記録を更新できるよう工夫する
これらの要素は、使うものが多いほどルールが複雑化し、難易度が上がります。
その分楽しさも増しますが、いきなり全ての要素を使うのは難しいです。
そのため、1日ずつ増やしていったり数個だけピックアップしてやってみてください。
また、これらの要素は仕事以外にも使うことができますので、ぜひ試してみてください。