
あなたは仕事にやりがいを感じていますか?
やりがいはこれといった理由で決まるものではなく、とても多くの要因を通じて生まれます。
そのため、人によってはちょっとしたきっかけでも、大きなやりがいに繋がることもあるのです。
世の中では「今の仕事にやりがいがない」と感じている人が多くいます。
特に20代半ばくらいの人が、何年か社会人を経験して「今のままでいいのだろうか?」という悩みを抱えがちです。
そんな悩みを抱えている方は、あなただけではありません。
仕事にやりがいがない・仕事がつまらないと思っている人は多いのです。
ではどういった時に、仕事にやりがいを感じたり、面白いと思うのでしょうか?
またやりがいがないと思った時、どんな行動をすればいいのでしょうか?
この記事では、そんな「仕事に関するやりがい」についてお伝えします。
やりがいを感じる3つのポイント
やりがいを感じるポイントは人それぞれですが、大きく分けて以下の3つがやりがいを形成します。
- 評価
- 報酬
- 将来性
評価
自分の成果がどう生かされて評価されるかは、仕事のやりがいに大きく影響します。
人から褒められるのはやはり嬉しいですよね。
人には承認欲求という元々備わっている欲求があり、これをなくすのは不可能に近いです。
周りであなたの仕事ぶりを認めてくださる方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?
仕事を一生懸命頑張っているが周りに評価をしてくれる人がいなくて、やりがいを感じられないという方は多いです。
一方で、業務内容には大変だが、人間関係には満足しているからやりがいを感じられて頑張れるという方も多くいます。
報酬
報酬面でのやりがいはお金だけでなく、チームに貢献できた充実感など感情面での報酬も含みます。
「お客様から感謝の言葉を言われた」「チームでの結果に大きく貢献できた」などの感情報酬はやりがいに大きく影響するでしょう。
報酬面でやりがいを感じられなくなる理由でありがちなのは、「営業成績で表彰を受けたのに、成果を出していない人と給料が同じ」というような場合です。
こうした待遇では、ついやる気をなくしてしまうのも無理がありません。
報酬が原因で昇格意欲が薄れ、仕事にやりがいが持てないという人も多くいます。
将来性
仕事をしていて、あなた自身と会社としての成長・将来性のどちらも感じられることで、仕事に対するやりがいは高まります。
存続が危ぶまれているような会社で、頑張ろうと思えるでしょうか?
頑張って業績に貢献したとしても、会社が潰れてしまっては元も子もないですよね。
また目指そうと思う目標があることも重要です。目標があるからこそ達成しようと努力できるからです。
それ以外にもスキルアップなど、今後に活かせるスキルを身につけられる仕事は将来性を感じられますよね。
終身雇用という概念は今のご時世通用しなくなっているので、転職しても使えるスキルというのは将来性を考えるうえで重要なポイントとなります。
やりがいを感じるためにするオススメ行動
もしあなたが「今の仕事にやりがいを感じられない…」と感じているのなら、やりがいを感じられるようになるためにするオススメ行動3ステップをご紹介します。
よければ参考にしてください。
- 主体的に仕事する
- 上司に相談する
- それでも改善の余地がなければ、転職を視野に入れる
①主体的に仕事をする
仕事をするうえで「主体性があるかどうか」は、やりがいにとても大きな影響を与えます。
上司の指示を待って、指示通りに仕事をするほど楽なことはないですよね。
しかしその状態が続くと、そのうち自分の存在意義が感じられなくなり、仕事をつまらないと感じるようになります。
よく言われるのが「仕事が退屈」「仕事に飽きてしまった」という状態です。
いろんなことを意思決定できる仕事はそのぶん責任が伴いますが、同時に大きなやりがいを感じることもできます。
とはいえ、20代のうちは特に上司からの指示を受けて仕事をすることが多いでしょう。
そんな中でやりがいを感じるために大切なのは、主体性をもって仕事をするということです。
自分の中で目標を決め、それを達成するには何をしたらいいのかを考える、課題を設定し達成できるように頑張ってみるという姿勢が大切です。
人は他人に設定された目標に関しては中々やる気が出ないものですが、自分で設定した目標においては努力をするようになります。
自分で目標を決めて仕事に対して前向きに取り組んでみましょう。
②上司に相談する
会社規模にもよりますが、部署移動によってやりがいを持てるようになったという人は多いです。
その理由は、仕事のやりがいというのは業務内容だけでなく、人間関係などの環境によっても大きく変わるからです。
もし今の業務内容や人間関係にやりがいを感じられないのであれば、1度上司に相談をしてみましょう。
すると対処方法を一緒に考えてくれるかもしれません。
特に直近の上司であれば、部下を支えることも仕事の1つです。
相談してみて部署異動などの解決策が見つかる可能性は十分にあります。
③それでも改善の余地がなければ、転職を視野に入れる
そうはいっても、「現状の働き方に改善の余地がない」「上司に相談したが、何の解決策も提示してくれなかった」という人もいるでしょう。
主体的に働くことを試みたとしても、1人で黙々と作業を進める仕事やルーティン業務を繰り返す仕事など、仕組み上難しいこともあります。
また組織の都合上、こちらの望み通り部署異動をさせてもらえないこともあるでしょう。
そうした場合は転職を視野に入れることも1つの選択肢です。
特に20代の方であれば、今からでも十分に業種・職種を変えて活躍することはできます。
新しいことに挑戦することで、今までは想像できなかったやりがいが見つかることもよくあります。
ただし簡単に自分に合う仕事が見つかるわけではないので、転職にある程度の時間と労力を費やすことを覚悟しましょう。
転職を視野に入れているが、特別やりたいことがないあなたへ
「いざ転職行動を起こそうと思っても、やりたいことがなく中々行動に移せない…」という方は多くいます。
目指す方向性が明確でないと、当然行動を起こすことはできないでしょう。
そんな時に役立つのが「コーチング」です。
コーチングの定義は「自発的行動を促進するコミュニケーション」であり、コーチングを受けることで新しい気づきがあることは多いのです。
コーチ(コーチングを行う人)は相手に視野・考え方・行動の選択肢を増やし、目標達成に必要な行動を促進するための効果的な対話を行います。
とはいえ、決してコーチが行動を誘導することはありません。
あくまでも本人がこれまで自分の見えていなかった部分に気づいてもらい、主体性を持ちながら行動できるようになる。というのがコーチングのポイントです。
コーチングを受けることは、転職を考える上で大いに役立つことでしょう。
コーチングには体験会等の気軽に参加できるものもありますので、興味のある方はぜひ1度コーチングの体験会へ足を運んでみてください。