
「コミュニケーションをどう築けばいいのかわからない」
こんな悩みを相談されることがよくあります。
必ずコミュニケーションにお悩みを持つ方にお聴きすることが、「コミュニケーションを取るときに(何を話そう?!)と話すことばかりに意識を向けていませんか?」ということ。
コミュニケーション上達は、"聴き方"で劇的に変わってきます!
コミュニケーションの基本
上記のように、コミュニケーションとは、意思疎通ができることです。
意思疎通は、言語(話す内容)と非言語によって行われ、自分の考えを伝えたり、相手の考えや状況を受け取ったりしながら、お互いの意思を確認し合います。
コミュニケーションをキャッチボールに例えましょう。
いくら相手が上手なボールを投げたとしても、こちらがそっぽを向いていたらキャッチできません。
また、ピッチャーも投げて良いのかな?と不安になります。
キャッチャーは、キャッチ出来る状態が整っていることを表情・言葉・身振り手振りに知らせてはじめて、ピッチャーが安心して投げられます。
ピッチャー=話し手、キャッチャー=聴き手
意思疎通が出来るのは、聴き手がいかに話しやすい雰囲気を作るかで決まってきます。
相手が話したいと思っていても、もしかしたら自分のことばかりに集中して、肝心な意思疎通を怠っていませんか?!
聴き方5つのポイント
大前提として人は話したい生き物です。
上手なキャッチャーだと、キャッチボールが楽しくなるのと一緒です。
話し手にもっと話したい!と思ってもらえる聴き方とは?
あいうえおの頭文字をとって、聴き方のポイントをみていきましょう!
コーチングあいうえお
あいづち(相槌)
相槌のポイントは、バリエーションを複数持つ事。
ひたすら「うん」だけを言われていたら、聴いてくれている感じがしません。
20種類以上相槌のバリエーションを持つようにしましょう!
うなずき(頷き)
相槌とセットで行われることが多い頷き。首の動作です。
タイミングとスピードを意識してみてください。
えがお(笑顔)
雑談以上の話だったら満面の笑顔を意識してみてください。
まずは、会話のとき、どんな表情をしているかご存知ですか?そこからチェック!
意外と自分が思っている以上に笑顔出ないときがほとんど!
通常の3倍の口角UPを意識しましょう!
おうむ返し
おうむ返しとは、相手が言った言葉をそのまま繰り返すことです。
おうむ返しをすることにより、会話をどう続けよう?!という心配がなくなり、深掘りができてきます。
相手もおうむ返しをすることにより、自分の話に興味を持ってくれていると思われることができます。
ぜひ相手が言った言葉を繰り返してみてくださいね。
オーバーリアクション
相手が安心して話せるようになるには、これが一番です。
相槌・頷き・笑顔・おうむ返しをすべてオーバーにやってみてください。
皆さんが話したくなるような聴き上手な方は、オーバーリアクションをしていませんか?
皆さんが思っている以上に、リアクションは薄いとおもうので、ぜひ大きなリアクションを意識してみてくださいね。
上達のコツは実践
上記の聴き方5つのポイントはいかがでしたか?
"知っている""聴いたことがある"方は多いかもしれませんね。
ただ、コミュニケーションは相手に伝わってはじめて"できた"といいます。
"できているつもり""やっているつもり"は、コミュニケーションできていないも同然!
"当たり前にいつもでき続けている"までやってみましょう!
相手の反応が変わっていないうちは、まだできていないと思ってくださいね。
聴くとき、コミュニケーションのときに動画をセットして自分の聴き方を振り返るのがおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
「どう話そう」よりも「どう聴こう」に意識を向けてみてください。
びっくりするくらい相手の反応が変わり、コミュニケーションの質が向上しますよ。
世界no.1コーチのアンソニーロビンスさんは、こうおっしゃっています。
コミュニケーションの質が人生の質を左右する
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