
最近はいろんなところで広まって来ているコーチング。「会社で研修を受けました!」なんて方もいるかと思います。
だけど、いざ説明してと言われるとなかなか困るのがコーチング。ここで徹底理解しましょう。
※ コーチングにはさまざまな定義ややり方があります。
コーチングとは?
コーチ(coach)の語源は、もともと馬車という意味から来ています。
馬車の役割は、「大切な人をその人が望むところまで送り届ける」こと。ここからコーチングは派生してきています。
コーチングとは
聴く・承認・質問などのスキルを使って、相手の悩みを整理し、本当に望む未来までの達成(目標達成)をサポートすること。
一言で言うと、1対1で役立つ究極のコミュニケーションスキル。
職場のコミュニケーション、自分の仕事の目標設定、恋愛・自分の人生など、いろんなところに使える技術です。
カウンセリング・コンサルティングとの違いは?
コーチングとよく間違われるカウンセリング・コンサルティングの違いは?
1つずつみていきましょう。
カウンセリングとは?
実は、コーチングとカウンセリングは対象者が違います。
カウンセリングは、マイナスな状態(例:うつ病や不眠・トラウマなど日常生活になんらかの支障をきたしている状態)から0の状態(例:日常生活に支障がない状態)に話を聴くことなどを通じて引き上げること。
コーチングは?
0の状態(例:悩みはありながらも日常生活に支障がない状態)からプラスの状態(例:経営者になりたい・昇進したい・痩せたい・モテたいなどさらなる上の目標を達成する状態)に持っていくこと。
※ コーチングは心身が健康な人が前進するためのコミュニケーションです。心身に不調がある場合は通院やカウンセリングなどのアプローチをオススメしています。
コンサルティングとは?
カウンセリング領域・コーチング領域すべてに当てはまるのですが、目標達成までの導き方が違います。
カウンセリング・コーチングは、"答えは相手の中にある"という信念のもと、聴くことをメインで引き出していきます。
対して、コンサルティングはコンサルタントが教えたりアドバイスをすることで導いていくのがメインになります。
どういう風に目標達成をサポートするの?
コーチはクライアントにさまざまな質問をすることで、クライアントに気づきを与えながら頭の中を整理していきます。
いろんな方法がありますが、一般的には1対1で、大体1時間〜2時間カフェなどで対話をします。
コーチは相手に、
このための効果的な対話を作り出します。
ここで重要なのは、コーチがこれらを先導したり強制したりするのではなく、相手が主体性を持ちながらそれを実現していきます。
つまりクライアントの本当の気持ちを引き出して、気づきを与え、前に進むことをサポートするのがコーチの役割です。
どんなテーマで話すか?
コーチングは私生活からビジネスまで幅広いジャンルに対応できます。(コーチの得意分野によってテーマを限定している場合も多いです。)
コーチングの効果は最終的にクライアントの意志に委ねられるので、自分が心の底から取り組みたいと思っていることをテーマにするのが良いです。
テーマ例
・やりたいことがわからない
・部下とのコミュニケーションを円滑にしたい
・彼氏と結婚したいけど、どう思っているかわからない
・起業・転職したい
など
コーチングを受けるとどうなるの?
コーチングの効果は行動が変わること。それによって人生が前に進みます。
コーチングは1回きりではなく、継続的にセッションを受けることにより効果が出ます。(2週間に1回のペースがベスト)
1人で考えているだけでは気づけない部分を、コーチが2人3脚で対話をすることにより、決めた行動もサボりにくくなり、通常よりもより早い時間で・本当に叶えたい高い目標を達成することができるようになります。
セッション以外の時間もコーチはクライアントと連絡を取り合うなどしてサポートします。
1人でむやみに頑張るより全力で応援してくれる存在(コーチ)がいるだけで、ものすごく心強い気持ちになります。
コーチングがなぜ今の時代に必要なの?
今、世界中で、社長にコーチングをつける企業が増えています。
大きな理由として、ビジネス環境が年々複雑になっていることが挙げられます。
アメリカでは、80%の企業が研修にコーチングを導入しています。
コーチング市場はここ5年間で年間5%程度ずつ成長しているといいます。
日本でもコーチングは企業研修で受けたい研修で常に上位に位置し、コーチングに対する認知は広がってきているので、今後は需要が高まることが期待されています。
なので、コーチングを学ぶと活かせる場面がどんどん増えてきます!
コーチングを学びたいけど、効果的に学ぶには?
スキルや知識を知るだけでは、十分に理解して、さらに行動として落とし込むことは難易度が高いです。
つまり、コーチングは書籍や一過性の研修だけでは決して身につきません。
コーチングを身につけるには、座学だけではなく、アクティブ・ラーニング(実践)で身につけていく方法が最も効果的で成果が上がりやすい方法です。
自分の周りの人に対して学んだことを実践していくことで確実な成果につなげていくことができます。
以下、コーチングを効果的に学ぶための、3つのポイントです。
1. 体系的に学ぶ(コーチングの教室に通う)
成果に繋がる学びを得るためには、理論を元に、体系的に継続的に学んでいくことが効果的です。
2. コーチングを実践しまくる。
頭で理解しただけでは、コーチングスキルが身につくことはありません。実際に学びながら周囲の人に実践をして、効果を確かめながら学んでいくことが大切です。100人以上セッションをすると、体で覚えることができます。
3. コーチングをたくさん受ける。
実際に受け、効果を体感することが習得への近道です。
また、優秀なコーチやリーダーと言われる人は、自分自身にコーチをつけることで常に目標に向けて客観的な視点から考える時間を取っています。アメリカの大企業の80%はコーチングを導入していると言われています。
コーチングを学ぶとどうなる?
コーチングスキルは究極のコミュニケーション能力でもあるので、
できることが増えます。
有名人もこの技術を身につけている人
様々な有名人も身につけていて、
例えば、
などかなりの有名人ですね!笑