この記事を読んでいる人は、「これから何かしたい!でも、やりたいことがない・・・」という悩みをお持ちではないでしょうか。
そういう人は、従来の考え方に閉じこもる傾向があるので、自分に許可をして色々と挑戦していきましょう。
とはいえ、自分に許可して挑戦するために、どうすればいいのか分からないですよね。
今回は、心理学を参考にして、どうすればやりたいことがない人が行動できるのかについて解説してます。
失敗やリスクを取ろう
根拠のない思い込みがやりたいことをなくしている
今の生活では、過剰なストレスや嫌なことがあるわけではないけれど、これといって夢中になるほどやりたいこともなく、毎日同じ日の繰り返し。
子供の頃に描いていた自分とは、ほど遠い気がする。そんな日々を過ごしているのではないですか。
もし「今、あなたのやりたいことは何ですか?」と聞かれても、一応はあるけど「現実的ではない」「リスクが大きすぎる」と考えてしまいます。
では、実際に現実的でないと思っているやりたいことを少しでも試した経験はあるのでしょうか。
おそらく、ないと答えると思います。
つまり、やってみた経験はないけれど、自分にはできないと考えてしまい、自分が自分に禁止をしているのです。
リスクの正体は人間の感情
人生には、色々なリスクがあります。
例えば、「お金・健康・社会・ビジネス」考えればいくらでも出てきます。
人間は感情や周りの環境によってリスクを見誤りやすいです。
例えば、仕事でストレスを感じているときに新しいことへの決断を考えると、ストレスが無いときよりも決断のリスクを大きく感じやすいということがわかっています。
こうした現象は他にもあります。
例えば、飛行機は危ないというイメージを持った人は多いと思います。
しかし、飛行機事故のデータを見れば1100万の1の確率でしか事故を起こしません。
これは、宝くじの1等に当たるよりも確率も高いです。
さらには、車で事故する確率のほうが高いです。
このように、人間は考えていることよりも実際の事実を過剰に見誤る傾向があります。
人間は「何か挑戦しよう!」と考えて行動するとストレスがかかり、「やっぱり、自分には無理だからやめよう。」という反応が起きます。
ですが、意外なことに、こうしたストレスを感じやすいほど人生への幸福度や満足度も高いことがギャロップ社の調査でわかっています。
やりたいことがないのは、結局は変わりたくないから
やりたいことがない人は、「誰かに笑われたり、無理と言われるのではないか。」と思っているのではないでしょうか。
例えば、あなたは海外に長期間滞在したいと考ます。
その時、「そんなにお金もない。海外で生活してみたいなんて、現実を見ろ。そんなのリスクが大きいからやめたほうがいい。」と頭の中から聞こえるでしょう。
確かに、海外で長期間滞在するにはそれ相応の費用がかかります。
ですが、決して不可能ではありません。やり方はいくらでもあります。
ただ、行動せずに決めつけているだけで、理由があるから変わることができないのではなく、変わりたくないから行動をしないのです。
考えるよりも一番先にするべきこと
リスクを明確にして、行動しよう
やりたいことがない人や行動しない人は、リスクという言葉を多く使います。
では、あなたの最悪のリスクとは何でしょうか。
例えば、「毎日ご飯食べることができない。」という人もいれば「寝る場所が無い」という状態が最悪と考える人もいると思います。これは、人それぞれです。
自分の最悪のリスクを書き出したら、最悪のリスク以上にならないようにやりたいこと行動してみましょう。
とはいえ、いきなり海外旅行に行ったり英会話教室に通うのもレベルが高く、お金もかかりますよね。
それなら、調べるだけでもいいからYouTubeで英語に触れてみるなり、海外ドラマをレンタルして日本語字幕付きで見てみるというように英語に触れてみましょう。
それから、英単語の勉強なりボランティアでもいいので英語に触れてみればいいのです。
大切なのは、自分のできる範囲で小さくてもいいから少しずつ行動してみることです。
もしかしたら、準備が必要と考える人もいるかもしれません。
そもそも準備とは、最低限必要な条件を整えることであって行動を考えることは準備とはいいません。
しかし、実際は行動しなければ何が必要なのかさえわからないのです。
変化が止まらない!小さな変化に挑戦して記録しよう
自分の中の最大限リスクを決めたら、毎日挑戦したことを日記につけることをおすすめします。
やり方は、まず、A4の紙を縦半分に線を引きます。
そして、左上に「今の自分」右上に「これからの自分」をたくさん書きましょう。
これだけで、今までの生活になかったことが多く出てくると思います。
次は、挑戦日記をつけていきます。ここでの挑戦は小さなことで構いません。
例えば、困っていた人を見かけたので声をかけて手助けしてみた。
または、YouTubeで海外の風景やネイティブの会話をとりあえず聞いてみた。のように書いてみましょう。
ただし、必ず少なくても毎日1個は書きましょう。大切なのは手軽に記録することです。
ハードルを上げたり、キッチリ書く必要はありません。とりあえず、書いてみましょう。
そして挑戦日記をつける際に、挑戦したことに対する達成感と喜びを10段階で評価してみましょう。
例えば、「同僚に自分から挨拶した。達成感7点・喜び4点。」このように、記録をすることで何が自分の達成感と喜びが高いのか低いのがわかります。
この達成感と喜びを知って達成感と喜びが高い行動を増やせ、自分の本当にやりたいことや好きなも知れるようになっていきます。
よく大きな変化が大切と思ってチャンスを待っているという人もいるでしょう。
ですが、大きな変化はほとんどないです。
それより、大きな変化より小さな変化と小さな行動を大切にしていきましょう。
まとめ
この記事では、やりたいことがない人がない人がするべき行動をお伝えしました。
最後に、記事の内容をまとめてみました。具体的にはやりたいことがない人は以下の特徴があります。
- 根拠のない思い込みが自分のやりたいことを阻害している
- やりたいことがないと思うのは、大きなことをしようとしたり理由をつけている
- 自分にとって最悪のリスクを考えていない
また、やりたいことがある人は以下の3つの行動をする傾向があります
- やりたいことを考えてから行動をするのではなく、行動してから考えている
- 毎日小さな新しい挑戦をする
そして、挑戦をしたら必ず記録しましょう。また記録するときは、達成感と喜びを10段階で評価をしましょう。
今回の記事を参考に、やりたいことに挑戦してみてください。
また、やりたいことをみつけたい人はこちらの記事も参考にしてみてください。