
この記事を読んでいる人は、「彼女との関係を深めたい!でも、どうすれば関係を深めることができるか分からない…」という悩みをお持ちではないでしょうか。
そういう人は、彼女を褒めてみましょう。
とはいえ、しかし、彼女をどう褒めたらいいのか分からないですよね。
そこで、今回はさまざまな論文や心理学を参考にし、彼女をどう褒めればいいのか、見て行こうと思います。
彼との関係で悩んでいる方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

やってはいけない!関係が悪くなる3つの褒め方
まず、やってはいけない褒め方を見ていきましょう。具体的には、次のような褒め方はNGです。
・過剰に褒める
・褒め方が単調である
・外見やスタイルを褒める
順番に見ていきましょう。
過剰に褒める
ユトレヒト大学の研究で、「他人への印象が悪い人のやってしまうミス」についてまとめた論文の中に、過剰に褒めることについて記載があります。
過剰な褒めとは、「有名女優の〇〇さんよりもかわいいね!」みたいに、大げさに褒めていまうことです。
彼女のことを褒めようと考えるのはいいことですが、褒めることを考えるあまり過剰に褒めてしまうと、逆に気分を損ねる可能性があるので気をつけましょう。
褒め方が単調である
単調な褒め方とは、「かわいいね」「きれいだね」のように単純なことしか言わないことです。
会う度に「かわいいね」しか言わないと、彼女は「かわいいしか言わない...この人、なんだかばかっぽいし何も嬉しくない」と思われてしまう可能性があります。
逆の立場で考えてみましょう。
服選びから髪のセットもしたのに、いつも「かっこいい」しか言われないとどう思うでしょうか。
毎回「かっこいい」しか言われないと、ただ褒めればいいと思って言っているように感じますよね。
女性も同じです。「かわいい」だけ言われても、何も嬉しくありません。
外見やスタイルを褒める
少し意外かもしれませんが、付き合い始めのカップルは外見やスタイルを褒めるのは逆効果になってしまうかもしれません。
付き合って間もない頃は、お互いの関係が浅い状態です。
そのような状態で男性から「君の顔、かわいいね」「君って痩せててきれいだね」と言われると、女性は「この人、私の体が目当てなのかな」と不快な気持ちにさせてしまう可能性があります。
お互いの関係が浅い場合は、外見やスタイルを褒めるのは控えたほうがよいでしょう。
想像力を使った褒め方をすると、普通に褒めるよりも好感度が30%高くなる
では、彼女に対してどのような褒め方をすればよいのでしょうか。
それは、彼女の才能や性格をもとに、想像力を働かせた褒め方をすると好感度が上がる可能性が高いです。
南サザン・メソジスト大学は、2014年に107組の付き合いたてのカップルを対象に、彼女のスタイルを褒めた場合と、性格や才能を褒めた場合でお互いの関係の満足度がどのように変わるのか調べました。その結果、彼女の外見やスタイルを褒めるほど関係の満足度が低くなる反面、彼女の性格や才能を褒めた場合には満足度が高くなったのです。
また、2000年にロチェスター大学が行った198人の男女を対象にした実験では、相手に対してどんな褒め言葉をかけたときに印象が良くなるのかを調べました。その結果、一般的なよくある褒め方をした場合よりも、事実をもとに想像力を働かせた褒め方をした方が、30%も評価が高いという結果が出たのです。
つまり、彼女の才能や性格をもとに、想像力を働かせた褒め方をすると好感度が上がりやすいのです。
一般的な褒め方は、無難で相手に嫌な思いをさせないと思われがちですが、聞いてる相手からするとお世辞にしか聞こえません。
それに対し、想像力を働かせた褒め方は自分も納得できるポイントを突いた褒め言葉です。
褒められた人は自分しか知らないと思っていた魅力を褒められて嬉しくなり、相手への印象も良くなります。
これを、自己証明効果といいます。
しかし、想像力を働かせた褒め方をするのは難しいと思うかもしれません。
その場合は、彼女の話した内容を褒めてみましょう。
例えば、彼女が毎日映画を見ているという内容を話したなら、「忙しいと言ってたのに毎日見てるんだね、君は時間の使い方が上手なんだね!」という褒め方や、子供のころから好きなアーティストがいるなら「何十年も好きでいられるのは、なかなかできないことだよ!好きなことに対して長いこと真剣に向き合えるのは素晴らしい才能だよ!」という褒め方ができます。
このように、彼女の過去に話していた内容を引用して「こういう事が言えるよね。それって〇〇だよね!」という褒め方をすると、「私の話していた内容を覚えていてくれたんだ!」と喜んでもらえます。
なので、彼女が前に話していた内容から性格や才能を褒めると、あなたの好感度が高くなるのです。
お互いの関係も長続きする褒め方とは
上で紹介した2014年の南サザン・メソジスト大学の研究は、付き合い初めのカップルを対象にしたものです。一方、同大学は16カ月以上交際している付き合いが長いカップルについて彼女のスタイルを褒めた場合と、性格や才能を褒めた場合の好感度を調べています。
その結果、スタイルを褒めたときとスタイルを褒めなかったときの差が無いことが分かりました。しかし、スタイルと性格の両方を褒めた場合は、スタイルだけを褒めた場合よりも関係の満足度が15%も高かったのです。
付き合いが長いカップルは、お互いのスタイルや内面的なことをある程度知っているでしょう。そこで相手の内面や才能だけでなく、スタイルを褒めてあげるとお互いの関係がより深まりやすいのです。
まとめ
この記事では、彼女をどう褒めると好感度が上がりやすいのかをお伝えしました。最後に、記事の内容をまとめてみました。
- 付き合いが短い場合は外見やスタイルを褒めるのは控える
- 付き合いが長い場合は、性格だけでなく外見やスタイルも一緒に褒めるとよい
また、彼女を褒めるときは根拠を元に想像力を働かせて褒めると、喜んでくれる可能性が高いです。
ぜひ記事の内容を参考に、彼女とのより良い関係を築いてください。
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